女性活躍推進法の改正案が2025年6月4日に成立したことを受け、株式会社With Midwifeは、健康と子育ての従業員支援プログラム「THE CARE」のコンテンツ強化を発表しました。
同社は、これまでサービスに寄せられた1万件以上の相談データに基づき、女性がライフイベントとキャリアを両立し「自分らしく働き続ける」ために必要な実効性ある支援を、医療とキャリアの専門家が伴走しながら提供しています。
働く女性を取り巻く環境について、「女性が自分らしく働き続けること」は今や企業にとって重要なテーマと指摘。就業率の上昇により、妊娠・出産・育児・介護・更年期などのライフイベントと仕事を両立しながら活躍する女性が増えている一方で、「体調不良があっても相談しにくい」「制度はあるのに周囲に遠慮して使えない」「復職後のキャリア形成が描けない」といった声が現場では根強くあると説明しています。
同社の展開する、健康と子育ての従業員支援プログラム「THE CARE」は、働く人を取り巻くライフイベントやキャリアに関する悩みを、24時間365日いつでも企業専属の医療専門家(看護師・保健師・助産師の国家資格を併有)に相談できるサービスです。
女性活躍支援では、月経トラブルやPMS、更年期症状に関するセルフケアや受診相談、妊活や不妊治療にまつわる不安やパートナーとの調整、子育てに関する育児相談や職場復帰に向けた支援、メンタル休職・産休・育休後のキャリア形成の悩みなどに対応しており、医療の専門家が答えてくれます。相談は24時間365日匿名で可能です。

管理職や一般社員を問わず、職場でのサポート体制を強化するプログラムも提供。月経・PMS・更年期など女性特有の健康課題への正しい理解、産休・育休からのスムーズな復職に向けた職場環境づくり、子育て期のキャリア形成を支える上司の関わり方、女性管理職登用・定着を進めるマネジメント研修などを実施しています。
育休中は1対1でのオンライン相談を継続し、必要に応じて自宅訪問でのサポートや、家族とのコミュニケーションに関する相談にも対応。「出産を機にキャリアを諦めない」前向きな選択を後押しするため、心身のケアから職場復帰後の適応支援までトータルに寄り添っています。

同社では、導入時の説明会や社内告知サポートに加え、日々の相談傾向をもとにした分析レポートを毎月提出しています。社内報コンテンツや啓発コラムの提供、利用促進のための勉強会も実施し、職場に根づく「使われる支援」として、女性がキャリアを諦めずに活躍できる環境づくりを一緒に形にしています。
利用企業からは「専門知識が豊富なスタッフの方なら良き相談相手になっていただけると考え、導入に至った」「健康管理室も人事総務部もカバーできない部分を担う、信頼できる相談場所として新たな選択肢が増えた」といった評価の声が寄せられています。