吸水ショーツおすすめ4選!機能面からメリット・デメリットまで徹底解説

吸水ショーツの仕組みとメリット・デメリット、ナプキンなどほかの生理用品との違いを解説。生理・尿漏れ・おりもの対策での使い方、洗い方、おすすめ商品や失敗しない選び方まで初心者向けに紹介

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最近よく聞く「吸水ショーツ」。下着自体が経血を吸収するタイプの生理用品で、繰り返し使える点もメリットです。ただ、いざ検討してみると「本当に漏れないの?」「洗い方はどうすればよい?」など、気になる点も出てきます。

今回は、吸水ショーツの基本的な仕組みからほかの生理用品との違い、実際のメリット・デメリットまでをわかりやすく解説。商品選びの参考にご活用ください。


そもそも吸水ショーツとは?仕組みと特徴

吸水ショーツは下着そのものが経血を吸収する仕組みで、見た目は普通のショーツとほぼ同じ。でも本当に漏れない?衛生的に使うには?などの疑問もあるでしょう。ここでは、吸水ショーツの仕組みと特徴をくわしく解説します。

ナプキンのような吸水機能をもつ下着

吸水ショーツは、かんたんに言えば「ナプキンのような吸水機能をもつ下着」。見た目は普通のショーツですが、クロッチ部分に吸収体が組み込まれています。

クロッチ部分は表面のサラッとした素材に中間の吸収素材、最下層の防水素材を重ねることで、「吸収する」「漏らさない」「快適」を実現しています。

後から装着する使い捨てナプキンより装着感が自然で、洗って繰り返し使える点が大きな特徴です。

吸水ショーツの吸水量

吸水ショーツの一般的な吸水量は30~50ml 。これは軽い日から普通の日には十分な量です。大容量タイプなら約150mlまで 対応できる商品もあります。

時期や量によって使い分けることで、おりもの対策から生理期間まで、月を通して快適に過ごせることが特徴です。

軽い日~普通の日

吸水ショーツで対応可能

多い日

ナプキンやタンポンと併用する方法も

就寝時

大容量タイプを使用

吸水ショーツとサニリーショーツとの違い

吸水ショーツとサニタリーショーツは両方生理用の下着ですが、役割が異なります。

サニタリーショーツは、ナプキンを補助する役割の下着です。防水加工でモレを防ぎ、またナプキンがズレにくい作りになっています。

これに対して、ショーツ自体に吸水機能がある吸水ショーツは、ナプキンなしでも使えるという違いがあります。

吸水ショーツの使い方と交換のタイミング

吸水ショーツの使い方は簡単ですが、交換タイミングやほかの生理用品との使い分けなど、知っておくと便利なポイントがいくつかあります。初めて使う方のために、基本的な使用方法から効果的な活用法まで解説します。

吸水ショーツ基本的な使い方と交換の目安

吸水ショーツの使い方は簡単。普通の下着と同じように履くだけです。

ただし、はじめて使うときは、以下の点に注意しましょう。

まず、新品は一度洗濯してから使いましょう。 おろしたての生地は水を弾きやすいためです。次に、最初は軽い日に自宅で試してみて、フィット感や吸収具合を確認するとよいでしょう。いきなり外出先で使うより安心です。

吸水ショーツは、一日1枚で過ごせる 想定で作られていますが、衛生面を考えると、半日に1回程度の交換がおすすめです。 湿り気や重さを感じたら、早めに交換しましょう。

多い日はナプキンと併用すると安心

吸水ショーツは単体でも使えますが、多い日はナプキンと併用する方法がおすすめ。 ナプキンをメインに、吸水ショーツをモレ対策として使います。長時間の会議や接客中など、頻繁にトイレにいけないときも安心です。

就寝時も、夜用ナプキンと吸水ショーツの組み合わせなら、後ろ漏れの心配から解放されて、朝までぐっすり眠れます。

おりもの対策や尿もれ対策にも役立つ吸水ショーツ

吸水ショーツには、生理期間以外の使い方もあります。

おりものが気になる時期は、おりものシート代わりに使えて快適です。使い捨てシートと違い、ゴワつきもなく普通の下着感覚で過ごせます。

また、尿もれ対策にも役立ちます。ただし、一回の排尿すべてを受け止める能力はないため、くしゃみや咳での軽い尿もれ対策としての使い方になります。

生理前の「そろそろ始まるかも」という時期にも、念のため吸水ショーツを履いておけば安心です。

ほかの生理用品との比較とメリット・デメリット

吸水ショーツのよさはわかってきたものの、ほかの生理用品との違いも気になるところではないでしょうか。生理用品ごとに、吸水量やコスト面、装着感などをまとめてみました。

生理用品ごとの比較

項目

ナプキン

タンポン

月経カップ

吸水ショーツ

吸水量

昼用25ml、夜用80ml程度

5-15ml

20-25mi

30-35ml

用途・対応日

軽い日~多い日

軽い日~多い日

全期間対応

おりもの~普通の日(製品により多い日も対応)

初期コスト

安い

安い

中程度

高い

ランニングコスト

継続的

継続的

ほぼなし

ほぼなし

再利用

使い捨て

使い捨て

可能

可能

使いやすさ

やや厚み

最初は慣れが必要

最初は慣れが必要

自然

※ 吸水ショーツには150mlなど大容量製品もあり

衛生面や快適性を考えると、吸水ショーツ以外は1日のうち数回は交換の必要があります。初期コストはかかりますが、ランニングコストや交換の手間、装着感などから総合的に考えると、吸水ショーツは優秀な生理用品と言えるでしょう。

吸水ショーツのメリット

吸水ショーツの大きなメリットは、普通の下着とほとんど変わらない、自然な装着感 。ナプキンを着けたときのゴワつきや、ズレの心配もありません。また、交換のために頻繁にトイレに行く必要がないことや、ゴミが減る環境面でのメリットもあります。

さらに、吸水ショーツは普通の下着と同じように洗濯して何度も使えるため、初期費用はかかるものの、長い目で見るとコストカット につながる点もメリットのひとつです。

吸水ショーツのデメリット

吸水ショーツは再利用する前提なので、洗濯の手間がかかることがデメリットです。使い捨てナプキンの手軽さに慣れていると、面倒に感じるかもしれません。

また、多い日に単体で使うには心配という声も。吸水量を超えると漏れる可能性があるため、量が多い人はナプキン等との併用が安心です。

吸水ショーツは、基本的に頻繁な交換を前提としていませんが、外出先から使用済のものを持ち帰る場合は、その管理も注意が必要です。

吸水ショーツが向いている人・シーン

吸水ショーツの使い方を見てきましたが、改めてどのような人に向いているのか、おすすめの使用シーンとあわせて整理しましょう。

まず、運動時にナプキンのズレが気になる人。 ヨガやジムでの動きを妨げず、ボクサータイプなら激しい運動でも安心して取り組めます。

次に、仕事等で頻繁にトイレに行けない人にもおすすめです。接客業や看護師、長時間の会議が多い方など、ナプキン交換のタイミングが取りづらい職業の方には特に重宝するでしょう。

肌が敏感でナプキンによるかぶれに悩む人にも向いています。吸水ショーツなら普通の下着と変わらない肌触りで、ムレやかぶれの心配が軽減されます。

また、環境への配慮から使い捨てナプキンを減らしたい人、生理不順や初潮を迎えたばかりで、いつ始まるか不安な人にも、吸水ショーツは心強い味方となるでしょう。

自分のライフスタイルや体質に合わせて、吸水ショーツを上手に活用してみてください。

吸水ショーツのお手入れ方法と長持ちさせるコツ

吸水ショーツの使用で気になるのが、使用済ショーツの洗濯ではないでしょうか。吸水ショーツは、経血が漏れないようにつくられている分、洗濯で汚れを落とすのが難しい と言われています。ここからは、吸水ショーツの洗い方や長持ちさせるコツについて解説していきましょう。

吸水ショーツの正しい洗い方とニオイ対策

吸水ショーツの基本的な洗い方は「もみ洗い→洗濯機→陰干し」の3ステップ。

普通の下着の洗い方との大きな違いは、最初にもみ洗いして経血を洗い流す必要があることです。経血は時間が経つと固まって落ちにくくなるため、使用後はなるべく早く水かぬるま湯でもみ洗いしましょう。

「血がついたまま他の洗濯物と一緒に洗って大丈夫?」という疑問もあるでしょう。もみ洗いで大部分の経血を落としていれば、洗濯機で他の物と一緒に洗っても問題ありません。

ニオイ対策のポイントは2つ。まず、つけ置きする場合は30分程度に留めること。長時間放置すると雑菌が繁殖してニオイの原因に。次に、しっかり乾燥させること。生乾きは臭いの元なので、風通しの良い場所で完全に乾かしましょう。

この基本を押さえれば、清潔で快適に吸水ショーツを使い続けられます。

吸水ショーツを長持ちさせるコツ

吸水ショーツを長持ちさせるには、きれいに洗濯したあとにしっかりと乾かすことが大切です。汚れや湿気が残ったまま保管すると、トラブルにつながることも。直射日光を避けて、湿気がこもらない場所に保管 しておきましょう。

吸水ショーツにとって、吸水力はとても大切です。吸水力が落ちる原因となる柔軟剤や、ポリウレタン素材が痛む乾燥機の利用は避けてください。

おすすめの吸水ショーツと選び方

自分に合った吸水ショーツを見つけるには、まず選び方を理解することが大切。ここでは、失敗しない選び方のコツと、FEMTECH LABが自信を持っておすすめする4商品をご紹介します。

選び方のポイント

吸水ショーツを選ぶときは、吸水量・素材・デザインなどのポイントを押さえて 比較検討しましょう。

吸水ショーツの吸水量は、商品によって大きく異なります。ライフスタイルや交換頻度に合わせて選ぶ とよいでしょう。

また、量の少ない日に手軽に使いたい、量の多い日にも使いたいなど、使用目的と経血量を考えて安心できる吸水量の商品を選ぶのもひとつの方法です。

素材も吸水ショーツ選びの重要なポイント。不快感を抑えられるよう、ベタつきや逆戻りの少ないメッシュ素材をクロッチ部分に用いているも のがおすすめです。

デザインも、ビキニタイプからボクサータイプまでさまざまな商品があります 。普段から履きやすいデザイン性の高いショーツ、激しい運動にも向いているボクサータイプ、寝るときは吸水体の範囲が広く股上が深いタイプなど、使用シーンや好みで選んでみましょう。

ここからは、おすすめの吸水ショーツをピックアップしてご紹介します。

ベア エアライト ショーツ – FEMTECH LAB

7層構造の吸収体で約60mlの水分を吸水する、薄型の吸水ショーツ。安心感とスリム、両方を兼ね備えているのが特徴です。

吸収体の1層目には、しっかり吸水してすばやく発散するドライ機能のある素材を使用。2・3層目には、生理中の気になるニオイにアプローチして、ショーツ内を衛生的に保つ消臭・抗菌防臭素材を使用しています。

サイドはメッシュ素材で汗を逃がす工夫もしてあり、立体裁断で心地よくフィットする快適な吸水ショーツ。サイズがXS~3Lまで6種類展開なのもうれしいポイントです。


ベア エアライト ショーツ – FEMTECH LAB

ベア ウルトラ ヘビー&ナイト ショーツ 03 – FEMTECH LAB

就寝時や運動をするときにも安心な、ボクサータイプの吸水ショーツ。5層構造の吸収体は、約150mlもの経血を吸水するため長時間の着用でも安心です。

吸収体の長さは50cm、最大幅は28cmと超ロング&ワイド仕様で、就寝時の横漏れ・背中漏れ対策も万全。さらに、撥水生地でできたウィングガードと横漏れ防止テープが、広範囲にわたって横漏れを防ぎます。

サイズはXS~3Lの6種類展開。伸縮性の高い生地を使用しているので、腰周りや太もも周りに隙間なくジャストフィットして快適な吸水ショーツです。


ベア ウルトラ ヘビー&ナイト ショーツ 03 – FEMTECH LAB

究極の無縫製吸水ショーツ – FEMTECH LAB

生理中にもピッタリしたパンツやタイトスカートを履きたい方にぴったりなのが、シームレス仕様のこちらの商品です。

縫い目が一切ないため、アウターに下着のラインがひびきにくく、着る洋服を気にしなくてよいのが大きなメリット。

吸水量は約35mlで、軽い日から普通の日の使用に十分対応できます。多い日は、ナプキンと併用するなどの工夫で対応可能です。


究極の無縫製吸水ショーツ – FEMTECH LAB

ムーンパンツデイタイムブラックレース紫クロッチ

吸水ショーツには珍しい、バックレースデザインの商品。ヒップを美しくみせてくれて、ふんわり柔らかい履き心地です。

薄型ながら4層構造で、10~15mlの経血を吸収できます。また、クロッチ部分に縫い目のないシームレスデザインで、横漏れの心配も軽減。吸水体には洗濯しても持続する抗菌・防臭機能のある素材を使用しており、バクテリアの繁殖を防ぎつつ気になるニオイも抑えます。

さらに、経血量や洗濯時の汚れ落ちを確認しやすくするため、クロッチ部分はブラックではなくあえてパープルに。生理中の下着もおしゃれなものを履きたい、という方におすすめの吸水ショーツです。


ムーンパンツデイタイムブラックレース紫クロッチ – FEMTECH LAB

吸水ショーツについてのQ&A

Q. 吸水ショーツは、どのくらいの時間もつ?交換のタイミングは?

A.吸水量は商品により異なりますが、5~150ml 程度吸水量があります。量が少ない日なら約8~12時間使用可能です。吸水量を超えていなくても、不快感を覚えたり、吸水量の限界を感じたりしたら交換しましょう。

Q. 吸水ショーツは、運動に向いている?

A.吸水ショーツは、ナプキンよりズレないのでヨガやジムでも安心です。特にボクサータイプなら、激しい動きでもフィット感が持続します。

Q. 吸水ショーツで海やプールに入れる?

A.衛生面の問題や水中では吸水機能が落ちることから、海やプールには入れません。

Q. 吸水ショーツは、使っていて気持ち悪くない?衛生面は大丈夫?

A.適切な使用時間とお手入れを守れば、吸水ショーツは衛生的です。ただし、長時間の使用や洗濯を怠ると雑菌が繁殖し、ニオイの原因となることも。

不衛生な状態はデリケートゾーンのかぶれにもつながるので、気持ち悪いと感じたら早めに交換しましょう。

Q. 吸水ショーツを「やめた」人がいる理由は?失敗を避けるには?

A.吸水ショーツは万能ではなく、向いているシーンがあります。やめた理由の多くは「多い日に漏れた」「洗濯が面倒」「外出時の交換が不便」などです。

最初は軽い日や自宅で試して、慣れたら使用シーンを広げていくのが失敗を避けられるコツです。多い日はナプキンと併用すれば安心でしょう。

まとめ

生理用品の新しい形、吸水ショーツ。近年ではデザインの選択肢も増え、吸水性や装着感など、機能面でも進化しています。

使い捨て生理用品の購入・交換の手間から解放され、普通の下着感覚で過ごせる吸水ショーツ。多くのシーンで生理期間をサポートしてくれる心強いアイテムです。

FEMTECH LABでは、気分が沈みがちな生理中を少しでも快適に過ごせるお手伝いができるよう、さまざまな吸水ショーツをご用意しています。ぜひこの機会に一度、吸水ショーツを試してみてください。


FEMTECH LAB資料はこちらから
《監修:生垣育美》

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監修:生垣育美

監修:生垣育美

医療事務・調剤事務の資格を保有。医療機器メーカーやドクターズクラークとしての勤務を経て、第一子出産をきっかけにWebライターへ転身。これまでに培った知識や経験を生かし、医療系の記事を中心に記事を執筆している。

■略歴
・2015年 医療機器メーカーに入社
・2018年 産婦人科のドクターズクラークへ転職
・2022年 Webライターとしての活動開始

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