女性の96%が梅雨冷え経験、「だるさ・頭痛・むくみ」対策は温活がカギ

温活習慣では「ストレッチ・軽い運動」と「入浴」「白湯を飲む」が上位に、インナーケアでは「温活系ドリンク」と「発酵食品」が人気!

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女性の96%が梅雨冷え経験、「だるさ・頭痛・むくみ」対策は温活がカギ
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梅雨時期に気温が下がることで体が冷えた状態になる現象を「梅雨冷え」といいます。

コスメスキンケアプラットフォーム「ONEcosme」を運営する株式会社FoRが、20代から60代以上の女性100人を対象に「梅雨冷え」について調査を実施しました。

調査は2025年5月7日から9日にかけてアンケート形式で行われ、梅雨時期の冷えを感じる経験について尋ねた結果、「よくある」「ときどきある」を合わせて全体の96%が梅雨冷えを経験していることが分かりました。

また、年齢による大きな差は見られず、20代から60代まで幅広い年代の女性が梅雨時期に冷えを感じていることが明らかになりました。

梅雨冷えを感じる部位として最も多く挙がったのは「手足」で、特に末端の血流が悪くなりやすい季節の変わり目には冷えを感じやすくなる傾向があります。年代別では、20代では「お腹まわり」の冷えを感じる人が少ないのに対し、30代以降になると「お腹まわり」の冷えを訴える人が増える傾向が見られました。加齢によって基礎代謝が低下し、内臓周辺が冷えやすくなることが関係していると考えられます。

さらに40代から60代では「肩・首まわり」や「腰」、50代では「顔まわり」の冷えを感じる人も一定数存在しており、更年期や血流の低下、自律神経の乱れといった要因も影響している可能性があります。


梅雨時期に、冷えが原因で体調不良につながった経験については、「ある」と明確に答えた人が50%、「なんとなくある」と感じている人が47%にのぼり、実に全体の97%が冷えと不調の関連性を実感していることが判明しました。

年代別では「ある」と答えた割合が最も高いのが40代で57.1%、次いで20代53.3%が続きます。特に20代から40代は冷えによる不調を明確に自覚している人が多く見られました。

一方で、「なんとなくある」と感じている人の割合が高いのは50~60代で、慢性的な冷えを自覚しつつも、体調との因果関係をはっきりと感じにくくなっている可能性も考えられます。

梅雨時期に感じる冷えがどのような体調不良に繋がっているかを調査したところ、最も多かった不調は「だるさ・倦怠感」で23.0%でした。「頭痛」16.0%、「むくみ」12.8%があとに続き、いずれも日常生活に支障をきたしやすい不調であることが分かります。

年齢別に見ると、冷えによる不調にも年代による不調傾向が見られました。20代では「便秘・下痢」や「肌荒れ」など、消化機能やホルモンバランスの変化に敏感な症状が上位にあがっています。30代になると「むくみ」や「生理痛の悪化」など、血流やホルモン周期の影響による不調が目立ってきます。40代は「寝つきの悪さ」や「胃腸の不調」が急増し、交感神経の乱れや更年期の影響が考えられます。50代から60代では「寝つきの悪さ」が最多に。自律神経の乱れや基礎代謝の低下が深く関与していると見られます。


梅雨の時期に意識して行っている温活習慣については、「ストレッチ・軽い運動」と「入浴(湯船に浸かる)」が同率1位となり、続いて「白湯を飲む」が上位に挙がりました。いずれも血行を促進し、自律神経の乱れや内臓機能のバランスを整える効果が期待できることから、梅雨時期の冷え対策として有効といえます。

年代別に見ると、それぞれのライフステージや身体の変化に応じて、温活の内容や優先される対策にも違いが。

20代では「入浴」「白湯」「腹巻き」など、取り入れやすいシンプルな温活が人気を集めました。30代から40代は「ストレッチ」や「入浴」を積極的に実施して、体の内外両面からの温めに意識が向いています。50代では「食事による温活」が上位に挙がり、体質そのものを整えようとする意識の高まりが見受けられます。60代では「運動」と「入浴」といった、無理なく続けられるシンプルな習慣が重視されているようです。

梅雨時期のインナーケアでは、「温活系ドリンク」と「発酵食品」を取り入れている人が最も多く、全年代に共通して支持されていることが分かりました。特に20代から30代にかけては、飲みやすさや手軽さから温活ドリンクが選ばれる傾向が見られました。その一方で40代以上になると、「漢方」や「サプリメント」が上位にランクイン。ホルモンバランスや自律神経の乱れによる冷えを自覚する年代では、体質改善を目指すケアが選ばれているよう。


冷えや温活を意識して選ばれている美容アイテムについて尋ねたところ、最も多くの支持を集めたのは「入浴剤」で、全体の44.0%が選択。次いで「ハーブティー」26.0%、「ホットアイマスク」22.0%が続き、リラックスしながら体を温めるアイテムが多くの女性に支持されていることが分かります。

梅雨時期に冷え対策として、日々の食事やサプリメントから意識的に摂取している成分については、最も多くの回答を集めたのは「ショウガ」で、37.4%。次いで「鉄分」22.2%、「乳酸菌」12.9%が続き、体を内側から温める意識の高さがうかがえます。


冷え対策アイテムとして最も関心を集めたのは「冷え取り靴下・腹巻」が32.2%、次いで「温活系ドリンク」が19.1%、「内側からのサプリ」が18.4%という結果に。冷えを外側から防ぐアイテムと内側から温める習慣の両面での意識が高まっていることが分かります。

冷え対策として食事で意識していることを聞いたところ、約6割が「温かいものを食べる」と回答しました。「温かいもの」は体温の維持に直結し、スープや鍋、煮込み料理などの温かい食事は、胃腸をやさしく刺激して血流を促進します。また、「発酵食品」には腸内環境を整える効能があり、体の内側から代謝を高めてくれます。さらにシナモンやショウガ、唐辛子といった「香辛料」を加えることで、血行促進や冷えの緩和につながり、体を温めます。

今回の調査では、9割以上が梅雨冷えの経験があり、また冷えによって「だるさ」や「頭痛」「むくみ」など不調を感じている方が多いことが分かりました。冷えの対策としては、ストレッチや温活グッズの使用など外側からのケアに加えて、体を温める食事やサプリの摂取など、内側からのケアも大切です。

梅雨時期の今、ぜひ冷え対策を検討してみてください。


ハーブティー – FEMTECH LAB

出典元: https://onecosme.jp/(ONEcosme)

《FEMTECH LAB編集部》

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