「フェムケア」の言葉の認知度、女性はわずか3割程度

全国の女性300名を対象とした調査で、「フェムケア」という言葉を知っていると回答した女性のうち、34.1%が専用ソープやケア用品を日常的に使用し、専門的なケアへの関心も高いことが分かりました。

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「フェムケア」の言葉の認知度、女性はわずか3割程度
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株式会社NEXERとシルキースタイルによる調査「フェムケアに関するアンケート」の結果が発表されました。

調査の結果、女性の約7割が「フェムケア」という言葉を「知らない」と回答しました。フェムケアは女性の健康や快適な暮らしをサポートする商品やサービスとして近年注目されているものの、まだ十分に浸透していない現状が明らかになりました。

フェムケアという言葉を知ったきっかけとしては、産婦人科やマスコミ広告、Web広告のほか、雑誌やSNS、美容雑誌、ドラッグストアで目にしたという声が多く挙がりました。

フェムケアという言葉を「知っている」と回答した女性に、不安や悩みを相談しやすい相手がいるかを聞いたところ、21.6%が「いる」と回答。最も相談しやすいと感じる相手に「友人」を選んだ女性が42.1%と最多となりました。

友人を選んだ理由として「一番話しやすい」「女性同士の腹を割った関係だと何でも聞けるし、とても刺激になるので同性の会話大好きです」「同じ年代で同じような悩みがあるからわかりあえる」などの声が寄せられました。

家族(母親・姉妹など)を選んだ理由では「一番身近で寄り添ってくれる人だから」「1番信頼できて身近だから」といった回答がありました。産婦人科医などの専門医を選んだ理由では「かかりつけ医だから」「専門の人に確実なことを聞きたいからです」という声がありました。

さらに、フェムケアという言葉を「知っている」と回答した人のうち、普段フェムケアを意識した習慣を取り入れているか聞いてみたところ、34.1%が「取り入れている」と回答しました。具体的な習慣として「デリケートゾーン用ソープの使用」「毛を整える」「専用アイテムを使う、温活をする」「清潔を保つようにケアしている」「専用のソープを使う」などが挙げられました。

デリケートゾーン専用ソープの使用やおりものシート・ライナーの活用、毛の手入れや温活など、清潔さや快適さを保つための専用アイテムを取り入れる習慣が多く見られました。

また、フェムケア用の愛用アイテムや今後使ってみたいアイテムがあるかという質問には、27.3%が「ある」と回答しました。

具体的なアイテムとして「デリケートゾーンにもやさしいフェムケアソープ」「専用ソープを使っている。ジェルやオイル、美容液を使ってみたい」「お肌にやさしいスポンジなどを探しています」「専用ソープやインナーケアも、サプリも使ってみたいです」「低刺激性の石鹸など」が挙げられました。

フェムケア用アイテムとしては「専用ソープ」や「低刺激性石鹸」が定番で、ほかにも「ジェルやオイル、美容液」「インナーケア用サプリ」など、肌や体にやさしいケア商品を試したいという声が多く寄せられました。

調査結果について、フェムケアはまだ認知度が低い一方で、専用ソープやジェル、サプリなどに関心を持つ声も多く寄せられました。同社は、体の悩みを軽減し、快適に過ごすためにも、まずは信頼できる情報を集め、気軽に取り入れてみることがおすすめとしています。


デリケートゾーンケア – FEMTECH LAB

「フェムケアに関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2025年6月26日 ~ 7月7日

調査対象者:全国の女性

有効回答:300サンプル

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

シルキースタイル:https://www.silky-style.com/

《FEMTECH LAB編集部》

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