株式会社HYVが運営する、女性専用マシンピラティススタジオthe SILKの公式オウンドメディア「the SILK BLOOM」では、全国の女性200名を対象に2025年5月5日～9日の期間で、「女性がストレスを解消する方法」に関するアンケート調査を実施しました。「the SILK BLOOM」では、ピラティスを通じて美しく健康的な生活を目指す女性のための総合情報をお届けしています。
仕事・家事・育児と、日々多くの役割を担いながら忙しく過ごしている現代女性が、どのような方法でリフレッシュしているのか、見ていきましょう。まず、「日常的にストレスを感じていますか？」という質問に対し、50%の女性がほぼ毎日感じると回答しました。さらに、週に数回感じると答えた人も30%にのぼり、8割の女性が定期的にストレスを感じていることが明らかになりました。
一方で、ほとんどないと答えた人はわずか1%。現代の女性たちが日常的に強いストレスを抱えていることがうかがえます。
そこで、ストレスの原因についても聞いたところ、最も多かったのは「経済的不安」で102人、次いで「人間関係」が99人、「仕事」が97人となりました。経済面や仕事・家庭といった責任を伴う役割がストレスの中心にあり、持続的なプレッシャーを受けていることがわかります。
また「健康・体調」に関する不安を挙げた人も72人と多く、身体的な不調がストレスの引き金になっているケースも。ストレスは心の問題と捉えられがちですが、体調と密接に関係していることも多いため注意が必要です。
年代別にストレスの原因を見てみると、20代は「人間関係」、30代は「家庭・育児」、40代では「仕事」「経済的不安」、50代では「健康・体調」が１位という結果に。年代によってストレスの原因は変化しており、それぞれに合った解決策が求められています。
続いて、ストレス解消法について聞いたところ、１位は「食べる・飲む」で138人、２位は「睡眠・昼寝」で98人、３位は「趣味」で85人という結果になりました。回答内容からは、すぐに取り入れやすい・日常の中に無理なく取り込める方法が支持されている傾向が見てとれます。
最後に、「ストレスを感じたとき、誰かに相談しますか？」と聞いたところ、「相談しない」と回答した女性は全体の25%にのぼりました。4人に1人がつらさを一人で抱え込んでいるという現状が浮き彫りとなっています。一方で回答が多かったのは「家族」で95人、次いで「友人」77人、「パートナー」51人でした。信頼できる身近な存在に相談する傾向が見られる一方で、職場の同僚や専門家といった公的・外部のリソースは少数にとどまっており、外部に相談する心理的ハードルの高さが女性のストレス問題をより深刻化させている要因とも言えます。
ストレス発散法の中には、「やけ食い」や「過度な飲酒」など、おすすめできないものもあります。ストレスを感じたとき、とにかくラクになりたいという気持ちから行動にうつす人も多いものですが、一時的に気が紛れても心や体に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
実はストレスは忘れようとするのではなく、向き合う方法を探すことが大切です。心のケアは後回しせず、日常的に行いましょう。
「毎日5分だけでも一人になれる時間を持つ」「小さな「ありがとう」や「よかった」を意識してみる」「不調のサインに気づいたら、すぐに休むor誰かに話す」など、小さな習慣を取り入れてみてください。
また、自分らしくいられる時間や空間を見つけて、日々の生活に取り入れ、自分を大切にすることがストレス対策になるでしょう。
