更年期世代向けアプリ「ルミノ」、プレ更年期・更年期世代のセルフケア実態を調査

更年期領域でのサービス開発を行う株式会社menopeer(メノピア)は、世界メノポーズデーに向けて、セルフケアに関する調査を実施したことを発表。

更年期世代向けアプリ「ルミノ」、プレ更年期・更年期世代のセルフケア実態を調査
  • 更年期世代向けアプリ「ルミノ」、プレ更年期・更年期世代のセルフケア実態を調査
  • 更年期世代向けアプリ「ルミノ」、プレ更年期・更年期世代のセルフケア実態を調査
  • 更年期世代向けアプリ「ルミノ」、プレ更年期・更年期世代のセルフケア実態を調査
  • 更年期世代向けアプリ「ルミノ」、プレ更年期・更年期世代のセルフケア実態を調査
  • 更年期世代向けアプリ「ルミノ」、プレ更年期・更年期世代のセルフケア実態を調査

更年期領域でのサービス開発を行う株式会社menopeer(メノピア)は、10月18日(土)の世界メノポーズデー(※)に向けて、40~55歳の「Lumino(ルミノ)」ユーザー263人にセルフケアに関する調査を実施したことを発表しました。

日本では女性の更年期症状や更年期障害による経済損失は年間約1.9兆円にものぼると試算されており(経済産業省調べ)、社会全体での意識向上が求められています。

今回のセルフケアに関する調査の結果、更年期世代が対処したい悩みTOP3は「代謝の悪化と体重増加」、「イライラ・不安など気分の変化」、「不眠、睡眠の質」と幅広い領域に分散していることがわかりました。更年期症状の典型とされるホットフラッシュは3%に過ぎず、体重増や気分の変化、睡眠の悩み、集中力や思考力の低下など、幅広い悩みがあることがわかります。

また70%以上の人が「自分にあったものがわからない」という理由で更年期関連商品を選ぶのに迷った経験があり、実際に商品やサービスを利用した経験がある人は54.4%にとどまることが明らかになりました。利用が進まない背景には、他に商品・サービス情報のわかりにくさ、種類の多さによる違いの不明瞭さなどがあるようです。

さらに、望まれる商品価格帯としては3,000円以下が約9割を占めており、「手に取りやすく、継続しやすい価格設定」が求められている実態も浮き彫りになりました。

これらの結果から、多くの女性が更年期ケアを必要としながらも、「理解のしづらさ」「選びにくさ」「価格のハードル」によって利用を諦めてしまう現状が明らかになりました。逆に言えば、情報の伝え方や選びやすさ、価格設計を改善することで、潜在的な需要を実際の購買につなげる大きな可能性があると考えられます。

メノピア代表の木村さんは、「更年期領域における課題は、社会全体にとって大きな課題でありながらも、依然として市場は成熟途上で、生活者が本当に求めている解決策が十分に届いていないのが現状です。メノピアは、アプリを通じて集めたデータやリアルな声をもとに、生活者の悩みに寄り添うだけでなく、企業や団体の皆さまが適切に価値を届けられるよう支援していきたいと考えています。コミュニケーションの壁を取り除き、意欲があっても購買に繋がらない現状を改善することで、ユーザーにとっても企業にとっても機会損失を防ぐことが可能です。私たちは、更年期世代の課題に取り組む企業と積極的にコラボレーションし、より良い市場形成と持続可能なソリューションの共創を目指してまいります」とコメントを寄せています。

※ 世界メノポーズデー(10月18日)は、更年期や閉経期に関する健康情報を世界中に提供し、社会的な意識を高めることを目的として1999年に国際閉経学会で採択された日のこと


更年期 – FEMTECH LAB
《FEMTECH LAB編集部》

関連タグ

Recommend

Special