トイレ個室で生理用品が取得できるIoTサービス「unfre spot.」一般展開

IoTサービス「unfre spot.」で、生理の領域にもイノベーションを起こし、生活利便性や旅行者の周遊性の向上を目指します

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トイレ個室内で生理用ナプキンをスマートかつ安心して取得できるIoTサービス「unfre spot.」を一般向け施設にて提供開始したことをオモテテ株式会社が発表しました。

商業施設など複数の外出先トイレへの導入を皮切りに、順次展開を拡大予定です。生理になる人のモビリティ(物理的・心理的な自由)を支える都市インフラとして、外出先のトイレ空間から「生理ライフを快適に」する社会インパクトを目指しています。

「unfre spot.」は、商業施設や交通機関などの外出先で生理用品を取得可能にする、メンストレーター(女性など生理になる人)のモビリティ向上を目指した都市インフラサービス。

トイレ個室内に設置されたディスペンサーから生理用ナプキンを1枚ずつ取得できる仕組みにより、生理にまつわる「持ち歩き」や「備え」の負担を軽減するだけでなく、急な生理など「生理用品が必要なときに手元にない」という突発的な困難にも対応します。

ナプキンの提供に加え、専用アプリ内での情報提供など各種機能を通じてサービスの幅を広げ、生理になるすべての人にとっていつでも頼れる「あたりまえ」の存在を目指すとしています。

同社では女性など生理になる人を指す包括的な用語「メンストレーター」という表現を使用しています。年齢や疾患などにより、すべての女性が生理を経験するわけではないこと、また生理になる人が必ずしも女性とは限らないことを踏まえた表現となっています。

ブランド「unfre.」の由来は、「不自由(unfree)な時代にピリオドを打つ」という強い想いを込めて命名されました。ここでの「ピリオド」にはふたつの意味があり、ひとつは「終止符」として、不自由を断ち切る意思。ふたつめは「生理」を意味し、生理にまつわる不便や不安の解消をはじめ、日常にある多様な障壁を取り除くことで、より多くの人が自由に、自分らしく生きられる社会の実現を目指すというメッセージが込められています。


月経 – FEMTECH LAB
《FEMTECH LAB編集部》

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